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地場産業の景気天気図

2021.10.01 地場産業の景気天気図

2021年10月 地場産業の景気天気図

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2021年10月更新

業種現状→3ヵ月先の見通し最近の状況

海面養殖

海面養殖 曇り時々雨  マダイの浜値は680円/㎏前後と依然として低水準ながら持ち直しつつある。全国的な出荷量の増加や在池尾数の減少等により、この傾向は継続する見込み。ハマチの浜値は1,020円/㎏前後。在池尾数が例年よりも少ないため、来年出荷分の確保等により出荷控えも予想され、品薄感から年度内は高値で推移する見込み。

水産加工品

水産加工品曇り 曇り削り節の原材料であるカツオは、バンコク相場(国際相場)では世界的な水揚げ不足により1,500ドル/トン前後にまで上昇した。国内相場は140円/㎏超と、国際相場の上昇を受けて若干値を上げている。かまぼこ類の生産量は前年同月比3.2%増で引き続き回復傾向にある。

タオル

タオル曇り時々雨 曇り時々雨8月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は3,093梱で、前年同月比24.9%増となった。原料の綿糸価格は、主力の20番手が89,500円/梱と一段高で、価格転嫁を検討するメーカーもみられる。今治産地では 、タオルの製織時に生まれる端材(捨て耳)を再利用したアップサイクル原糸を用いた「アップサイクルタオル」の取り組みが始まった。

製紙

印刷・情報用紙
新聞用紙

印刷・情報用紙の7月国内出荷は、前年同月比9.8%増と4ヵ月連続増加。前年の緊急事態宣言に伴う経済活動停滞による落ち込みの反動が大きく、19年7月比では19.8%減。新聞用紙は前年同月比0.7%減で2ヵ月連続減少。五輪開催によるページ数や広告の増加などの一時的な効果はみられたが、部数減が続きマイナスとなった。19年7月比では16.0%減と、長期的な需要減少傾向が続いている。
衛生用紙晴れ時々曇り 晴れ時々曇り7月の国内出荷は前年同月比2.3%増で2ヵ月連続の増加。トイレ紙が減少したが、ティッシュとタオル用紙は増加しており、新型コロナによる衛生意識の高さは継続している。
紙加工など曇り 曇り段ボール原紙の7月の国内出荷は、前年同月比3.5%増と8ヵ月連続増加。自動車関連や飲料向けを中心に荷動きが堅調だった。白板紙は、同11.0%増と5ヵ月連続で前年を上回ったが、19年7月比では8.5%減。土産物を中心にいまだ回復途上といえる。

一般機械・金属製品・鉄鋼

一般機械
金属製品
鉄鋼
曇り時々雨曇り7月の建設機械の出荷は、前年同月比32.3%増と9ヵ月連続の増加。産業機械・工作機械などの受注も概ね前年を上回り、持ち直しの動きが続く。県内プラント関係では、定期修繕工事が安定しているほか、住友グループの半導体関連や電池材関連の設備投資を控え、需要増加が期待される。

造船

外航曇り時々雨曇り時々雨日本船舶輸出組合によると、8月の輸出船契約実績は27隻・121万6千総トンで、前年同月比2.1倍となった。IHSによると、今年上半期(1~6月)の世界の新造船竣工量は1,207隻・3,374万総トンで、前年同期比(総トンベース)11%増だった。国別のシェアは中国が43%、韓国が35%、日本が18%となった。
内航手持ち工事は1年程度を有している。暫定措置事業が終了し、自由建造の環境となった。今のところ、目立った引き合いの増加はみられないが、物流や海運以外からの船舶発注が自由に建造できるようになるため、造船所間の受注競争が一層激化し、船価の下落が懸念される。

海運

外航晴れ時々曇り晴れ時々曇りBD(I バルチック海運指数)は9/1に4,013となり、およそ11年ぶりに4,000台を回復。鉄鉱石や石炭、穀物などの輸送需要増加に加え、コロナの影響による港湾荷役の停滞も市況回復に寄与。船主は傭船料の上昇や中古船売船益などのメリットを享受する一方、コロナ変異株の急拡大で船員交代が一層困難になっている。
内航曇り時々雨曇り時々雨内航海運組合総連合会によると、7月の輸送量は、貨物船が前年同月比15.2%増、タンカーが同6.4%増となった。「鉄鋼」や「原料」(石灰石、スラグ等)は荷動きの回復が著しいが、「自動車」は半導体不足による生産調整で停滞。業界内では、暫定措置事業の終了に伴い、新規参入の増加による船腹過剰を懸念する声がある。

建設

建設曇り 曇り8月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比13.7%増の164億円であった。発注者別では、「国」「県」「市町」で前年を上回った。7月の住宅着工戸数は前年を7.2%上回る643戸となった。利用関係別では、「持家」「貸家」が前年を上回った。

観光

観光 7月の道後温泉旅館宿泊客数は前年同月比7.2%増の36,484人となった。7月下旬から予約状況が好転したが、19年7月比では33.7%減であり、依然として厳しい状況が続いている。7月の県内主要観光施設入込み客数も、落ち込んだ前年の反動や7月22日からの4連休の影響もあり、前年同月比17.5%増となった。

凡例

晴れ 晴れ

好調

不調

晴れ時々曇り 晴れ一部曇り
曇り 曇り
曇り時々雨 曇り一部雨
雨 雨

 

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