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地場産業の景気天気図

2020.11.01 地場産業の景気天気図

2020年11月 地場産業の景気天気図

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2020年11月更新

業種現状→3ヵ月先の見通し最近の状況

海洋養殖

海面養殖   マダイの浜値は490円/㎏前後と、新型コロナウイルスの影響で記録的低迷が続いている。一方、2㎏を超える大きめのサイズの出荷が進み、底打ちの兆しがみられる。ハマチの浜値は670円/㎏前後。10月から始まった県内新物(2歳魚)の浜値は680~700円/㎏で、前年同時期よりも約100円/㎏以上安い水準であり、引き合いは低調な状況が続いている。

水産加工品

水産加工品曇り 曇り削り節の原材料であるカツオは、バンコク相場(国際相場)では1,500ドル/トン前後と先月よりやや下落。缶詰業者からの引き合いが弱まっていることが主因。国内相場は150円/㎏前後で、8月はやや強含みだったが、国際相場の下落を受けて足元では弱含みに転じている。蒲鉾の販売量は、内食需要の拡大で増加しており、おでんセットなど調理済みレトルト用品が好調。

タオル

タオル曇り時々雨 曇り時々雨9月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は3,539梱で、前年同月比27.9%減となった。マイナス幅は縮小傾向にあるが、冠婚葬祭や別注品(イベント向け)の需要が回復せず、業況の悪化しているタオルメーカーがみられる。一方、商談会や展示会へ出展し、自社ブランドの認知度向上と販路拡大に取り組む動きもある。

製紙

印刷・情報用紙
新聞用紙

8月の国内出荷は、印刷・情報用紙は前年同月比23.2%減と13ヵ月連続の減少。パンフレットやチラシなど商業印刷物がやや上向きマイナス幅は縮小傾向にあるが、在宅勤務などによるオフィス需要の減少などで停滞が続いている。新聞用紙の出荷は前年同月比15.0%減で34ヵ月連続の減少。販売部数と広告の落ち込みによる頁数減少が続いている。
衛生用紙曇り 曇り8月の国内出荷は前年同月比7.0%減で4ヵ月連続の減少。トイレ紙(同8.9%減)、ティシュ(同12.0%減)は前年の消費増税前の駆け込み需要発生時との比較のため減少幅が大きい。タオル用紙は前年同月比12.0%増と好調な出荷を維持している。
紙加工など曇り 曇り段ボール原紙の8月の国内出荷は、前年同月比5.6%減で11ヵ月連続の減少。食品関係は堅調だったが、天候不順から青果物は振るわなかった。白板紙は同17.0%減とお盆帰省の自粛もあり土産物が不振だった。

一般機械・金属製品・鉄鋼

一般機械
金属製品
鉄鋼
曇り時々雨曇り時々雨全体的に操業度は低下傾向にある。半導体製造装置関連の受注環境悪化のほか、クレーンやプラント関連は納期の後ろ倒しや投資規模縮小などにより、下請企業の一部で受注が減少している。中国では投資環境が持ち直しつつあり、建設機械の現地向け需要は回復しているが、国内メーカーの競争力低下で受注環境は低迷している。

造船

外航日本船舶輸出組合によると、9月の輸出船契約実績は16隻・94万総トンとなった。主力の遠洋バルカーは、高船齢のケープサイズでリプレイスの動きもみられるが、船主の発注意欲は低く、引き合いは少ない。環境規制等のルール改正を前にした駆け込み発注も想定を下回り、各社とも受注環境は厳しさを増している。
内航曇り時々雨曇り時々雨手持ち工事量は1年〜1年半程度を有している。貨物船やRORO船などの定期的なリプレイス以外、オペレーターや船主からの引き合いは少ない。黒油・白油タンカーは、リプレイスや大型化需要が一巡し、「1〜2年は新造需要が期待薄」との見方もある。造船所間の競争も激しく、船価は低迷している。

海運

外航遠洋のバルカーは、BDI(バルチック海運指数)が10月上旬に2,000を回復。ケープサイズバルカーのスポット傭船料も今年最高の3.4万ドル/日まで上昇。主な要因は、ブラジルからの鉄鉱石供給の改善と中国の鉄鉱石輸入の増加。近海船は、東南アジアからのバイオマス燃料輸送が堅調で、日本向けの帰り荷の運賃・傭船料が上昇。
内航内航組合総連合会が発表した輸送動向調査によると、7月の貨物船・タンカーの輸送量は、改善傾向がみられるものの、依然として低い水準で推移。鉄鋼は前年同月比35.0%減、原料(石灰石など)は同17.0%減などとなっている。タンカーの輸送量は、電力需要の落ち込みやガソリン消費の減少により、黒油は同5.0%減、白油は同15.0%減となった。

建設

建設曇り 曇り9月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比32.4%増の270億円であった。松山自動車道明神山トンネル工事などの大型案件が増加に寄与した。8月の住宅着工戸数は前年を11.9%下回る590戸となった。利用関係別では、「持家」や「貸家」が減少した。「持家」の着工戸数は前年割れが続くが、足元では住宅展示場への来場者数が戻りつつあり、持ち直し材料も出始めている。

観光

観光曇り時々雨 曇り時々雨

8月の道後温泉旅館宿泊客数は前年同月比30.0%減の54,750人と6ヵ月連続で前年を下回った。ただし、「Go To トラベル キャンペーン」をはじめとした観光需要喚起策により、客室稼働率は回復基調となっている。8月の県内主要観光施設入込み客数は、中予
(前年同月比34.8%減)、東予(同42.3%減)、南予(同16.8%減)すべての地域で前年を下回ったものの、マイナス幅は縮小傾向にある。

凡例

晴れ 晴れ

好調

不調

晴れ時々曇り 晴れ一部曇り
曇り 曇り
曇り時々雨 曇り一部雨
雨 雨

 

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