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地場産業の景気天気図

2020.09.01 地場産業の景気天気図

2020年9月 地場産業の景気天気図

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2020年9月更新

業種現状→3ヵ月先の見通し最近の状況

海洋養殖

海面養殖   マダイの浜値は490円/㎏前後と下落が続いている。新型コロナウイルス感染者数が再び増加するなど需要は依然として低迷しており、先行きも見通せない状況。
ハマチの浜値は690円/㎏前後。宿毛などで2歳魚の出荷が始まったが、前年より約100円/㎏安い水準であり、マダイと同様に引き合いは低調な状況が続いている。

水産加工品

水産加工品曇り 曇り削り節の原材料であるカツオは、バンコク相場(国際相場)では1,200ドル/トン前後と先月から横ばい。新型コロナウイルスの影響で世界の缶詰工場の稼働率が低下し、相場が弱含んでいる。国内相場も130円/㎏前後と安い水準にある。蒲鉾は、巣ごもり消費による内食需要の拡大で、量販店などでの販売量が増加。メーカーの工場も高い稼働率となっている。

タオル

タオル曇り時々雨 曇り時々雨7月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は2,687梱で、前年同月比46.2%減となった。新型コロナウイルスの影響から、依然として前年を大きく下回る水準で推移している。営業や商談を再開しているタオルメーカーもみられるが、イベントの中止・自粛などにより、別注品の受注環境は厳しい状況が続いている。

製紙

印刷・情報用紙
新聞用紙

6月の国内出荷は、印刷・情報用紙は前年同月比30.3%減と11ヵ月連続の減少。緊急事態宣言解除による商業施設の営業再開や在宅勤務縮小により、減少幅は小さくなったが、全体的な停滞が続く。新聞用紙の出荷は前年同月比13.6%減で32ヵ月連続の減少となった。
衛生用紙曇り 曇り6月の国内出荷は前年同月比6.5%減で2ヵ月連続の減少。2月以降の駆け込み需要の反動が続き、トイレ紙(同7.2%減)、ティシュ(同16.1%減)が落ち込んだ。一方、感染防止対策の需要が高まり、タオル用紙は前年同月比16.6%増と増加傾向が続いている。
紙加工など曇り 曇り段ボール原紙の6月の国内出荷は、工業製品の動きが鈍く、前年同月比3.6%減で9ヵ月連続の減少。白板紙も、インバウンド需要の落ち込みにより、出版や菓子、化粧品向けの落ち込みが響き、前年同月比17.0%減となった。

一般機械・金属製品・鉄鋼

一般機械
金属製品
鉄鋼
曇り曇り一部の企業が一時休業や稼働日数減少の措置をとるなど、新型コロナウイルスの影響が顕在化し始めた。クレーンやプラント関連は納期の後ろ倒しなどにより、下請企業の一部で受注が減少している。
中国では投資環境が持ち直しつつあり、建設機械の現地向け需要は回復しているが、メーカーによって需要の回復度合いには差がみられる。

造船

外航日本船舶輸出組合によると、7月の輸出船契約実績は8隻・47万総トンとなり、低調に推移している。受注環境は極めて悪く、船主からの引き合いはほとんどない。常石造船と三井E&S造船(商船事業)との資本提携に向けた協議が開始されたほか、今治造船が前期に最終赤字となるなど、国内造船業界は厳しい状況に置かれている。
内航曇り時々雨曇り時々雨手持ち工事量は1年〜1年半程度を有している。貨物船・タンカーともに荷動きが鈍化し、船主の発注意欲は低い。豊富な建造実績と高い技術力を誇る県内の造船所においては、競争激化による船価の下落、鋼材・資機材価格の上昇により、採算面が悪化しており、一層のコスト削減に努めている。

海運

外航遠洋のバルカーは、BDI(バルチック海運指数)が1,500前後で推移。中国向けの鉄鉱石や石炭のほか、穀物の荷動きなどが堅調。コンテナ船も船腹調整により、運賃・傭船料は上昇傾向。邦船大手3社の4~6月の業績は、コロナ禍でもタンカーや航空運賃の上昇、コンテナ事業の改善がプラス要因となり、2社が黒字確保。1社は赤字だったが軽微なものにとどめた。
内航内航組合総連合会が発表した輸送動向調査によると、5月の貨物船・タンカーの輸送量は、緊急事態宣言の発令により、調査開始以来過去最低だった前月をさらに下回った。貨物船と油送船を合計した輸送量は前年同月比▲22%となった。特に鉄鋼は同▲32%、自動車は同▲45%と深刻な状況となった。

建設

建設曇り 曇り7月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比17.2%減の149億円であった。昨年の西日本豪雨の復旧復興工事の反動などを受け、前年を下回った。
6月の住宅着工戸数は前年を13.0%上回る808戸となった。利用関係別では、「貸家」の着工戸数が前年同月比93.0%増と大幅に増加した。

観光

観光

6月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比84.8%減の8,189人と、4ヵ月連続で前年を大きく下回った。6月の県内主要観光施設入込み客数は、中予(前年同月比▲53.9%)、東予(同▲54.6%)、南予(同▲21.1%)すべての地域で大幅な前年割れとなった。ただし、移動自粛要請の解除により客足は徐々に回復しており、前月に比べマイナス幅はすべての地域で縮小した。

凡例

晴れ 晴れ

好調

不調

晴れ時々曇り 晴れ一部曇り
曇り 曇り
曇り時々雨 曇り一部雨
雨 雨

 

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