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地場産業の景気天気図

2020.08.01 地場産業の景気天気図

2020年8月 地場産業の景気天気図

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2020年8月更新

業種現状→3ヵ月先の見通し最近の状況

海洋養殖

海面養殖   マダイの浜値は510円/㎏前後と下落が続いている。外出自粛緩和によって需要は回復傾向にあるものの、依然として出荷量は低水準であり、先行きも見通せない状況。ハマチの浜値は650円/㎏前後。
マダイと同様に国内需要が低調なことに加え、3月以降の輸出の急減も大きく影響している。

水産加工品

水産加工品曇り 曇り削り節の原材料であるカツオは、バンコク相場(国際相場)では1,200ドル/トン前後と先月よりやや下落。新型コロナウイルスの影響で世界の缶詰工場の稼働率が低下しており、相場が弱含んでいる。国内相場も140円/㎏前後と下落傾向にある。水揚げが好調なことに加え、業務用製品の売れ行きが低調なことが影響している。蒲鉾は、巣ごもり消費による内食需要の拡大で、量販店などでの販売量が増加。メーカーの工場も高い稼働率となっている。

タオル

タオル曇り時々雨 曇り時々雨タオルの生産状況を示す6月の今治地区の綿糸受渡数量は2,357梱で、前年同月比49.2%減となった。イベントの自粛やギフト需要の減少などにより、生産・販売ともに厳しい状況が続いており、輸出も鈍化している。一方、インターネット販売は、新型コロナウイルスの拡大前に比べて売上が増加傾向。

製紙

印刷・情報用紙
新聞用紙

曇り時々雨5月の国内出荷は、印刷・情報用紙は前年同月比33.2%減と10ヵ月連続の減少。イベント自粛や各種施設・店舗の営業自粛でチラシ・カタログなど商業印刷が大幅に落ち込んだ。出版向けも振るわず、在宅勤務の増加で企業向けのPPC用紙の出荷が低迷した。新聞用紙の出荷は前年同月比19.7%減で31ヵ月連続の減少となった。
衛生用紙曇り 曇り5月の国内出荷は前年同月比7.9%減で4ヵ月ぶりの減少。2月以降の駆け込み需要の反動で、トイレ紙(同8.5%減)、ティシュ(同18.2%減)が大幅に落ち込んだ。一方、新型コロナウイルス対策として、衛生面に優れる使い捨て紙タオルの需要が増加しており、タオル紙は前年同月比18.1%増となった。ウェットティシュはアルコール不足による品薄状態が継続している。
紙加工曇り 曇り段ボール原紙の5月の国内出荷は、工業製品の動きが鈍く、前年同月比10.8%減で8ヵ月連続の減少。白板紙も出版や菓子、化粧品向けの落ち込みが響き、前年同月比18.0%減となった。

一般機械・金属製品・鉄鋼

一般機械
金属製品
鉄鋼
曇り曇りクレーンやプラント関連は納期の後ろ倒しなどにより、下請企業の一部で受注が減少している。中国で投資環境が持ち直しつつあり、建設機械では現地向け需要が回復しているが、メーカーによって需要の回復度合いには差がみられる。全体的に、営業活動の自粛や展示会の中止により新規商談・受注が進んでいないため、今後の業績悪化を懸念する企業が多い。

造船

外航日本船舶輸出組合によると、6月の輸出船契約実績は8隻・34万2千総トンとなり、トン数ベースで前年同月比52.0%減と低調に推移している。海運市況は回復傾向にあるものの、新造船の引き合いは少ない。オペレーターと船主との間で傭船料の再交渉が行われるなど先行きの不透明感が続くなか、納期の変更や延期の要請などが懸念される。
内航曇り曇り時々雨手持ち工事量は1年〜1年半程度を有している。貨物船・タンカーともに引き合いは少ない状況が続く。特に、貨物船は鋼材や自動車部品などの荷動きの回復が遅れる見込みから、新造船需要は少ない。また、船腹過剰対策である「内航海運暫定措置事業」が来年8月に終了する予定で、新船発注はその動向を見極めてからとする船主もいる。

海運

外航遠洋のバルカーは、BDI(バルチック海運指数)が7月6日に1,956まで回復。中国が生産活動をフル稼働で再開させており、鉄鉱石や石炭などの荷動きが回復。穀物も南米やアフリカから出しの荷動きが堅調で、先行きの見通しも明るい。近海船は、日本出しの鋼材の輸送量が回復していないため、市況は低調に推移。
内航曇り曇り時々雨新型コロナウイルスの影響による製造業の生産減で輸送量は激減。内航総連の輸送動向調査によると、4月の貨物船・タンカーの輸送量は、調査開始以来最低となった。鉄鋼は前年同月比27%減、自動車は同32%減、白油(ガソリン・灯油・軽油)は同18%減となった。航空燃料も航空便の運休や減便などに伴い減少。

建設

建設曇り 曇り6月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比0.2%減の157億円であった。発注者別にみると、「国」、「独立行政法人」、「県」の請負金額が減少した。5月の住宅着工戸数は前年を8.7%下回る641戸となった。利用関係別では、「持家」の着工戸数が2010年1月以来の低水準であった。自粛期間中の住宅展示場への来場者数が減少し、物件の見学や商談が低調となったことが響いた。

観光

観光

5月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比98.4%減の1,048人と、3ヵ月連続で前年を大きく下回った。5月中は休館する施設が多く、単月として統計開始以来の最少宿泊客数を更新した。5月の県内主要観光施設の入込み客数は、「道後温泉」や「松山城」をはじめ、多くの施設で臨時休業(休館)が行われたことから、前年同月比71.1%減となった。

凡例

晴れ 晴れ

好調

不調

晴れ時々曇り 晴れ一部曇り
曇り 曇り
曇り時々雨 曇り一部雨
雨 雨

 

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