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地場産業の景気天気図

2020.07.01 地場産業の景気天気図

2020年7月 地場産業の景気天気図

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2020年7月更新

業種現状→3ヵ月先の見通し最近の状況

海洋養殖

海面養殖   マダイの浜値は550円/㎏前後と下落が続いている。外出の自粛緩和の動きが広まっているものの、依然として外食産業からの引き合いは低調であり、先行きも見通せない状況。ハマチの浜値は650円/㎏前後に下落。マダイと同様に国内需要が低調なことに加え、3月以降の輸出も急減している。

食品

食品曇り 曇り削り節の原材料であるカツオは、バンコク相場(国際相場)では1,350ドル/トン前後と先月よりやや下落。新型コロナウイルスによる影響で世界の缶詰工場の稼働率が低下しており、冷凍カツオの在庫が過剰気味。国内相場も水揚げが好転し、160円/㎏前後と下落傾向にある。蒲鉾は、巣ごもり消費による内食需要の拡大で、量販店などでの販売量が増加。メーカーの工場も、高い稼働率となっている。

タオル

タオル曇り時々雨曇り5月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は2,511梱で、前年同月比46.2%減となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から総じて受注が低迷し、業績が悪化しているメーカーもみられる。一方、4月の輸入タオル数量は前年同月比4.6%減の5,973トン、年初からの累計では前年比6.6%減となった。

製紙

印刷・情報用紙
新聞用紙

曇り時々雨曇り時々雨4月の国内出荷は、印刷・情報用紙は前年同月比19.7%減と9ヵ月連続の減少。イベント中止や各種施設・店舗の営業自粛でチラシ・カタログなど商業印刷が大幅に落ち込んだ。また、テレワークの増加でオフィス向けの需要も落ち込んでいる。新聞用紙の出荷は前年同月比18.5%減で30ヵ月連続の減少となった。
衛生用紙晴れ時々曇り晴れ時々曇り4月の国内出荷は前年同月比6.2%増で3ヵ月連続の増加。トイレ紙、ティシュ、タオル用紙いずれもプラスとなった。需要は前月に比べると落ち着いてきたが、新型コロナウイルスの影響で引き続き高い水準を維持している。
紙加工曇り 曇り紙おむつは、大人用・乳児用とも3月の生産・販売量が伸びている。新型コロナウイルスの影響による品薄状態が続いたものの、現在は概ね解消されている。一方、金封やのしなどの冠婚葬祭関連、菓子箱などの土産物関連製品では需要が低迷している。

一般機械・金属製品・鉄鋼

一般機械
金属製品
鉄鋼
曇り曇りクレーンやプラント関連は納期の後ろ倒しなどにより、下請企業の一部で受注が減少している。また、新型コロナウイルスの影響で鋳物などの受注が減少しており、他の分野でも手持ち案件が尽きる秋口以降の受注減少が懸念材料となっている。一方、中国の投資環境は持ち直しつつあり、建設機械など現地向けの産業で一定の需要回
復が期待される。

造船

外航日本船舶輸出組合によると、5月の輸出船契約実績は6隻・30万4千総トンとなった。昨年秋以降の海運市況の低迷に加え、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で商談が進まず、受注環境は厳しさを増している。鋼材価格の上昇による採算面の悪化も懸念される。一方、足元の操業度は安定し、雇用の余剰感は低い。
内航曇り曇り時々雨手持ち工事量は1年〜1年半程度を有している。環境性能に優れた船へのリプレイス需要はあるものの、鋼材や石油などの荷動きが低迷し、先行きも不透明なことから引き合いは少ない。特に鋼材輸送・貨物船は、高炉メーカーの業績不振・合理化が船主の発注意欲に対して強い逆風となっている。

海運

外航遠洋のバルカーは、BDI(バルチック海運指数)が6月5日に679まで回復。主力の鉄鉱石は、新型コロナウイルスの感染が拡大しているブラジル出しの荷動きが低迷。自動車船やコンテナ船は、発着地の経済活動の再開度合いによって荷動きに差があり、中国発着は上昇基調ながら、輸送需要が世界全体で回復するには時間がかかる模様。
内航曇り曇り時々雨2019年度の貨物船(年間輸送量)は、雑貨のみ前年度比増加、全体では前年水準を割り込んだ。タンカーも黒油・白油、ケミカル(化学薬品)など全品目で減少した。建設案件の減少や自然災害による輸送障害、消費税率引き上げなどに加え、2月頃から新型コロナウイルス感染拡大による物流の停滞も影響を及ぼした。

建設

建設曇り 曇り5月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比13.9%増の165億円であった。発注者別にみると、「県」の請負金額が著増となった。4月の住宅着工戸数は前年を10.5%下回る581戸となった。新型コロナウイルスの影響で、住宅展示場への来場者数が減少しており、今後の住宅着工に及ぼす影響が懸念される。

観光

観光

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月の道後温泉旅館宿泊客数は前年同月比92.1%減の4,799人となった。また、「道後温泉本館」や「松山城」など主要観光施設が臨時休業(休館)したため、県内の主要観光施設入込み客数は前年同月比63.6%減となった。

凡例

晴れ 晴れ

好調

不調

晴れ時々曇り 晴れ一部曇り
曇り 曇り
曇り時々雨 曇り一部雨
雨 雨

 

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