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地場産業の景気天気図

2020.06.01 地場産業の景気天気図

2020年6月 地場産業の景気天気図

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2020年6月更新

業種現状→3ヵ月先の見通し最近の状況

海洋養殖

海面養殖   マダイの浜値は580円/㎏前後と、5年ぶりに600円/㎏を割り込んだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外食産業の需要が激減しており先行きも厳しい。ハマチの浜値は690円/㎏前後に下落。マダイと同様に国内需要が急速に縮小していることに加え、3月に入り輸出が急減したことが影響。

食品

食品曇り 曇り削り節の原材料であるカツオは、バンコク相場(国際相場)では1,600ドル/トン前後と、漁獲量が振るわず年明けから上昇が続く。国内相場も200円/㎏前後と、水揚げが少なく高値で推移。蒲鉾は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛によって、量販店などでの販売量が増加。メーカーの工場では、高い稼働率となっている。

タオル

タオル晴れ時々曇り曇り4月のタオルの生産状況を表す今治地区の綿糸受渡数量は3,176梱で、前年同月比36.7%減となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から総じて不調。一方、3月の輸入タオル数量は前年同月比6.8%増の6,337トンとなり、中国やベトナムなど主要国の生産・物流体制は正常化している模様。

製紙

印刷・情報用紙
新聞用紙

曇り時々雨曇り時々雨3月の国内出荷は、印刷・情報用紙は前年同月比16.2%減と8ヵ月連続の減少。印刷用紙は非塗工紙(同▲11.7%)、塗工紙(同▲21.0%)とも大幅減少。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベントの中止・延期が相次ぎ、チラシやパンフレットなどの落ち込みが響いた。新聞用紙は前年同月比13.5%減と29ヵ月連続の減少となった。
衛生用紙曇り曇り3月の国内出荷は前年同月比27.8%増で2ヵ月連続の増加。トイレ紙、ティシュ、タオル用紙いずれもプラスとなった。風邪やインフルエンザによる出荷増に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うトイレ紙やティシュの買い占めによる影響で大きく伸びた。
紙加工曇り 曇り3月の段ボール原紙の出荷は、前年同月比2.2%減で6ヵ月連続の減少。外出自粛で中食や飲料関連など一部の動きは比較的良好だったが、産業全体でみると動きは鈍かった。マスクの品薄が解消されないなか、紙関連メーカーがマスクの内側に取り付けるシート商品を製造するなどの動きがみられる。

一般機械・金属製品・鉄鋼

一般機械
金属製品
鉄鋼
曇り曇り建機の受注は低位横ばいで推移。クレーンやプラント関連は納期の後ろ倒しなどにより、下請企業の一部では受注の減少がみられるものの、手持ちの受注は一定量確保している。総じて、新型コロナウイルスによる直接的な影響は限定的とみられるが、手持ち案件が尽きる秋口以降の受注確保が課題。

造船

外航日本船舶輸出組合によると、4月の輸出船契約実績は5隻・22万2千総トンとなった。国内造船会社の中には、オンラインで国内外の船主と商談を進め、受注に至るケースもみられる。新型コロナウイルスの感染拡大で休止していた中国の修繕ドックが操業を再開したものの、混雑・混乱が相次ぎ、国内造船所への修繕・点検などの依頼が増えている。
内航曇り曇り時々雨手持ち工事量は1年〜1年半程度で、操業度は安定している。鉄鋼需要の減少により、国内鉄鋼メーカーは大幅な合理化を進めており、今後、鋼材輸送船・貨物船の需要減少が予想される。特に競合の激しい499G/T以下の中小型貨物船の船価下落や採算面の悪化が懸念される。

海運

外航遠洋のバルカーは、BDI(バルチック海運指数)は5月14日に393まで下落。新型コロナウイルスの感染が新興国に拡散しており、ブラジル出しの鉄鉱石や石炭の積み出しに影響が出ている。海外オペレーターの中にはバルカー傭船料の支払遅延を船主に通告し、国内船主の資金繰りに影響が生じている。また、人の移動制限で船員の交替に支障をきたしている。
内航曇り曇り時々雨貨物船・タンカーとも輸送量は前年比1割以上減少している。特に貨物船は、鉄鋼需要の減少で製品(鋼材)や原燃料(スラグ、コークスなど)の落ち込みが顕著。タンカーは新型コロナウイルスの感染拡大で航空機向けジェット燃料の輸送量が減少している。なお、一部のタンカーオペレーターは若手船員養成を図るため、今期の傭船料を増額した。

建設

建設曇り 曇り4月の県内の公共工事請負金額は、前年同月比4.2%減の142億円であった。西日本豪雨からの復旧復興工事の反動がみられた。3月の住宅着工戸数は前年を1.5%下回る715戸となった。利用関係別では、新居浜の公営住宅の建て替えなどで「貸家」(前年同月比+43.6%)が前年を上回ったが、「持家」(同▲8.8%)、「分譲住宅」(同▲68.5%)は前年を下回った。

観光

観光

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、3月の道後温泉旅館宿泊客数は、前年同月比41.8%減の45,064人と、前年を大きく下回った。また、県内主要観光施設の入込み客数は各種イベントの中止・延期、旅行のキャンセルや外出自粛の影響で前年を大幅に下回り、33.8%の減少となった。

凡例

晴れ 晴れ

好調

不調

晴れ時々曇り 晴れ一部曇り
曇り 曇り
曇り時々雨 曇り一部雨
雨 雨

 

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