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ニュースリリース

愛媛県内企業の海外進出状況について ~2004年の海外進出数は10拠点、中国人気続く!!~

2005.03.30 ニュースリリース

平成17年3月30日
No.05-21
株式会社 いよぎん地域経済研究センター

愛媛県内企業の海外進出状況について

~2004年の海外進出数は10拠点、中国人気続く!!~

 株式会社いよぎん地域経済研究センター(略称IRC、社長 中越眞)では、このたび下記のとおり、愛媛県内企業の海外進出状況について取りまとめました ので、お知らせいたします。なお、詳細については、2005年4月1日発行の「調査月報IRC・2005年4月号」に掲載いたします。

調査概要

当社では1989年以降、愛媛県内に本拠を置く海外進出企業に対し、進出時期、進出目的、撤退時期、進出に対する評価、経営状態などについてアンケート を実施している。調査は今回で17回目となるが、2005年1月中旬に実施、121先のうち104先より回答を得た(回答率86.0%)。

調査結果要旨

  1. 2004年12月末時点における県内企業の海外進出は、先数116、拠点数210で、前年に比べ1先、4拠点の増加となった。国別の拠点数では、前年に続き中国が102拠点(48.6%)でトップ。業種別では、製造業が145拠点(69.0%)と圧倒的に多い。
  2. 2004年の進出は10先、10拠点であり、そのうち9先、9拠点を中国が占める。進出先数、拠点数は2年連続減少したものの、なお水準は高い。また、業種別では製造業3先に対し非製造業7先となっており、特にサービス業の進出が増えている。
  3. 今後の進出希望の有無については、8先が希望しており、その他設備増強や拡張を計画している先も12先あった。
  4. 今後については、11先が新規進出を希望しており、拠点先の設備増強や拡張を計画している先も12先あった。
  5. 進出後の経営状態をみると、「黒字」54.8%、「収支トントン」27.4%に対して「赤字」は17.8%とほぼ前年並みであった。
  6. 経営上の問題点としては、(1)「現地従業員の労務管理」(2)「行政手続が煩雑」(3)「風俗・文化・習慣の相違」(4)「原材料価格の上昇」などがあげられた。
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