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プレスリリース

収入減少に直面するも、メリハリ消費を心掛ける堅実な大学生 ~県内大学生に聞いた消費動向~

2010.06.22 プレスリリース

平成22年6月22日
No.10-094
株式会社 いよぎん地域経済研究センター

収入減少に直面するも、メリハリ消費を心掛ける堅実な大学生

~県内大学生に聞いた消費動向~

 株式会社いよぎん地域経済研究センター(略称IRC、社長 原 正恒)では、このたび下記のとおり、県内大学生の消費動向について取りまとめましたので、お知らせいたします。なお、詳細は2010年7月1日発行の「調査月報IRC・2010年7月号」に掲載いたします。

【調査概要】

 2010年4月に県内大学生(松山大学経営学部「地域産業論」、愛媛大学法文学部「地域政策論」の受講生245名)を対象としてアンケートを実施した。

【調査結果要旨】

  1. 収入総額の平均は自宅通学者が6.8万円、自宅外通学者が11.1万円であった。自宅外通学者のうち、仕送りを受けている学生は約6割と、前回調査(09年)から13.9ポイントの大幅減となった。それをカバーするためか、奨学金を受給する学生は前回調査より7.9ポイント増加し、52.3%と半数に達した。
  2. 「毎月貯蓄している」人は自宅通学者の63.7%、自宅外通学者の43.9%と、いずれも前回調査より増加しているが、その平均額はいずれも減少している。収入が伸び悩む中で、わずかな額でも捻出して貯蓄に励むという堅実な学生が増えているのだろう。
  3. 今後の支出総額を「減らしたい」人は47.0%と半数近くに達し、DI※は▲37.1と根強い支出抑制傾向が明らかとなった。特に、食費や通信費、娯楽費は減らしたい意識が強いようだ。一方、学習費やファッション費はDI値がプラスであり、”自分磨き”にかかわる費目への支出は惜しまない傾向にあることが分かった。
        (※DI・・・「増えた」との回答割合から「減った」との回答割合を引いた値)
  4. 若年層の消費離れの代表格と言われる海外旅行については、興味・関心がないという層も一部にみられたが、総じて海外旅行に対する一定の意欲はうかがえた。同じく車については、約7割が社会人になってから購入したいと考えており、今は費用面などがネックであるものの、いつかは自分の車を手に入れたいと考える学生が多いようだ。
  5. 若者はその堅実さゆえに「消費に消極的」との見方もされるが、本アンケート結果を見る限り、自分の価値観に照らし合わせて納得できるものには支出を惜しまず、一方で中古品などを上手く活用して支出を抑制するという、「メリハリ消費」を心掛けているように思われる。

県内大学生に聞いた消費動向アンケート結果(PDF形式:37KB)

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